ハウスメーカーごとにメンテナンス費用を比較してみました
2020年03月10日ハウスメーカーはそれぞれメンテナンスのスタンスが異なります。保証期間や定期点検の間隔などはハウスメーカーによって異なるのが一般的です。ユニバーサルホームは期間が30年のロングサポートプログラムにより住宅をサポートしています。ユニバーサルホームは10年の地盤保証が付いていることも安心材料と言えます。
アイフルホームは直接責任施工を行う全国の地元優良工務店によるフランチャイズシステムを採用しています。アイフルホームに依頼することで、地元工務店の有効活用ができるのです。アイフルホームの評判を確認して、どんな家が建てられるのかを調べてみましょう。タマホームは低価格住宅を提供する会社なので、メンテナンスに関しては独自の考えを持っています。タマホームは10年間の初期保証以外にも、長期優良住宅に認定された建物なら最長で60年の保証が可能となっています。一条工務店は独自の免震技術により注目されている会社です。
一条工務店のメンテナンスに対する考えは、家族の成長や暮らしの変化と建物の老朽化に合わせたメンテナンスとリフォーム体制を整えることです。一条工務店は型どおりの定期点検だけでなく、顧客からの連絡に迅速に対応できる体制づくりが整えられています。一条工務店は住宅の性能を重視する会社なので、長持ちする材料を選んでいるはずです。耐久性のある材料を選ぶことは、根本的なメンテナンスと言えます。
住宅は建てたら終わりではなく、引き渡し後から長く使うことになります。住宅はメンテナンスなしに使い続けることは難しく、初めからそのことを織り込んでおくのが有効な対策です。住宅で最も傷みやすいのが屋根と外壁なので、その材料を耐久性のあるものにしておくことが重要となってきます。耐久性のある屋根材は瓦や銅板なので、予算に余裕があれば使いたいところです。スレート系の材料は耐久性がそれほどではなく、防水やり替えや葺き替えが想定されます。
メンテナンスのしやすさはハウスメーカーを選ぶ場合の判断材料となるものです。住宅そのものの性能を評価できても、営業所が近くに無い場合は点検や補修が依頼しにくくなります。近くに営業所のあるハウスメーカーは、たとえ品質で劣っていても選ぶ価値はあるでしょう。ハウスメーカーを選ぶ場合は営業所がどこにあるかを確認しておく必要があります。
工務店は地域に密着しているので、メンテナンスの依頼はしやすい環境です。しかし、経営規模が小さいので、安定性の点で問題が残ります。工務店に依頼する場合は完成保証を付けるなど、対策をしておくことが望まれます。